転職はもっと気楽に挑んでいい。周りがハードルを上げすぎている理由

筆者は普通のサラリーマン。

もちろん、こんなブログだけで余裕のある生活ができるはずもない。
趣味の延長でブログもやる。DJもやる。
どれも手を引きたくない。というより引けない。おもしろすぎるし、一緒に動いてくれる人もいるからね。

そのうえ家庭もある。
会社員、DJ、ブロガーの3足の草鞋で生きているので、ブログ更新頻度はなんとか許してほしい。

そんな私、実は某企業で採用責任者もしていた。
採用、制度設計、面接。そういう仕事をしてきた身でもある。

だからこそ転職活動ってもっと気楽でいいって思う。
世の中が勝手に重くしすぎている。

目次

転職のハードルは、自分で上げているというより“上げられている”

転職って、やたら大ごとのように扱われがち。

人生の分岐点。失敗できない選択。会社を辞める覚悟。
そんな空気が日本の世の中ではびこってる。

でも実際はそこまで気負うものでもない。

「この企業の面接に落ちたらどうしよう」
「面接で変に思われたらどうしよう」

こう考えるから、必要以上に緊張する。

かなり雑に言えば、面接なんて“受けるだけ”だ。
もちろん準備はいるけど、命運をかけるイベントみたいに捉えなくていい。

そんな簡単に言うなよ~ってたぶん多くの人が思ったであろうが、
私自身、最近転職をした。その経験も含めて強く思う理由があるので読み進めてほしい。

会社が嫌なわけじゃなかった

私は前職に対して、「もう無理。今すぐ辞めたい」みたいな状態だったわけではない。

それなりに実績も残してきた。
昇格もさせてもらった。昇給率で見ても、そこまで悪くはなかったと思う。

人間関係だって壊滅していたわけじゃない。

不満がゼロではない。
でも、感情だけで転職を決めるほどではなかった。

でもふと俯瞰して見た時に引っかかった。
「あれ、自分のスキルと実務と責任、これ他社と比べても年収に見合ってなくないか?」

たぶん同じように思ったことがある人は少なくないはずだ。

だからといってすぐ転職しろという話ではない。
むしろ最初にやるべきなのは、今の会社の中で解決できるかを見ることだと思う。

相談で解決するなら、それが一番いい

会社によっては、ちゃんと相談が機能してくれるかも。

・人事に内密で相談する。
・上司にこっそり相談する。

そういう動きで改善する可能性も普通にある。

実際、転職せずに課題が解消できるならその方がいい。
環境を変えるって、やっぱり多少なりともエネルギーを使う。

私も最初から「外に出よう」と決め打ちしていたわけじゃない。
社内で相談しつつ同時に外も見た。

この並行して動くのがかなり成功ポイントだったと思う。

社内だけを見ていると、どうしても判断が内向きになるし、逆に外だけ見ても今の会社の良さを雑に見落とす。
比較材料は用意しておくべき。

面接って、そんなにビビるものじゃない

転職活動の何が重いかって、たぶん多くの人は面接。
でも採用に関わってきた側からすると、本来はお互いを確認する場。

企業が求職者を見て、同時に求職者も企業を見る。
立場としては対等。これが大前提だと思っている。

私が学生の頃は企業側が強かったし、圧迫面接みたいな話も珍しくなかった。

ましてや今は人手不足・少子化で、企業側が必要以上に下手に出るケースもある。
どっちに振れすぎても悪循環になり得る。

企業が取り繕う。求職者も取り繕う。
その結果、入社後に「なんか違う」となる。

企業にとっても求職者にとってもマイナスでしかない。

だから面接では、必要以上によく見せようとしすぎなくていい。
ありのままで、対等であること。これが一番大事だと思う。

落ちたからといって、能力がないわけではない

ここも転職活動を重くしている原因だと思う。

面接に落ちる。すると自分の能力を否定された気になる。
でも実際はそんな単純な話ではない。

企業が見ているのは能力だけじゃない。
募集ポジションと合っているか。会社の風土と合っているか。
既存メンバーとのバランスはどうか。ざっくり言うとこんな感じ。

たとえば全員イケイケGOGO、飲み会MTGだぜ!みたいな体育会系で進む会社がある。
そこに能力は高いけど落ち着いた好青年が来たとする。

その人が悪いわけではない。会社が悪いわけでもない。
ただ合わない。それだけの話だったりすることもあるわけ。

だから落ちた=能力不足 と即断しなくていい。
単純にマッチしなかっただけっていうケースはかなりある。

若手ほど「やる気あります」だけで終わりがち

面接をしていると、若手でよく見るパターンがある。
「御社で成長したいです」「やる気はあります」
ここで終わる人がめちゃくちゃ多い。

気持ちはわかるし、実際やる気は大事。でも企業からするとそれだけで採用できない。
採用できるならよっぽど焦ってる企業。

会社は給料を払う。教育の機会も出す。社会保険も含めて雇用の土台を整える。

それだけのものを会社は差し出すのに、じゃああなたは何を返せるのか。
ここの具体性が分からないと評価しづらい。

もちろん実務経験が少ない若手に「即戦力として何を返せますか」という話でもない。

ただ、未経験ポジションでも見られているのは、実績そのものだけじゃなくて、
過去どういう思考で動いてきたか。どういう行動が得意か。
その強みを、このポジションならどう活かせるか。

「経験はないけど、こういう考え方で動いてきた」
「だからこの仕事でも、こう動けると思っている」

仮説でいいので、未来を見据えて考えられる人がここで勝てるんよ。

ただし、受ける側にも最低限の礼儀はいる

心の底から思うけど、面接は気楽に受けていい。

でも、転職する気が一切ないのに企業の時間だけ奪うのはやめた方がいい。
これは人事として切実に思う。

面接って、表に見えている以上にお金も手間がかかってるし、日程調整もある。
社内共有もある。評価のすり合わせもある。

だから、少なくとも
「可能性がある」「比較材料としてちゃんと検討したい」
このくらいの温度感は持って受けたい。

そこは対等である以前に、普通の礼儀と思ってほしい。

外を見たからこそ、今の会社とのズレがはっきり見えた

実際に転職活動をしてみると、思っていた以上に見えるものが増えた。
最終的に私は、複数社から内定をもらって交渉の結果、現年収より100万円ほど高い提示も出た。

そこで初めて、今の会社とちゃんと向き合えた気がする。
感情ではなく、比較材料を持ったうえで話ができた。

その条件をもとに現職にも交渉したが応じてもらえず。返ってきた理由は、ある意味わかりやすかった。

「スキルは十分評価している。ただ、部署にかけられる人件費の予算が頭打ち」

なるほどな、と思った。
予想していなかったわけではないけど、こういわれるとびっくりもした。

評価している。でも払えない。それでも引き留める。
その時に思ったのは、

じゃあ今の私と会社はもうミスマッチやないか。

さっきのギブアンドテイクの話と同じ。

事情があるのもわかる。
部署ごとの予算感があるのもわかる。

でも、必要な役割だと思っているならどこかで投資判断をするはずでもある。
そこができない時点で、責任と役割と対価のバランスが崩れている。

ここはかなり大きかった。

転職活動は現在地を知るためにもやる価値がある

転職活動って、必ずしも辞めるための活動ではない。

今の会社に残るにしても、外を知る価値はある。
自分の市場価値が見える。会社とのズレも見える。
逆に、今の会社の良さに気づくこともある。

そう考えると、転職活動はもっと普通の行為でいい。
特別な覚悟が必要なもの、みたいに扱いすぎなくていい。

面接を受けること自体に、そこまで過度なプレッシャーを感じる必要はない。

受けて、見て、比べて、考える。まずはそれで十分では?

ちなみに落ち着いて考えるには睡眠効率の重視が重要やで。
リカバリーリングとかも見て行って。

まとめ

転職活動は、もっと気楽であるべきだと思う。

会社が嫌すぎるから動く。それももちろんある。
でもそれだけじゃなくて、

今の自分の責任や役割や対価は妥当なのか。
・他にもっと合う場所はあるのか。
・今の会社の中で改善できる余地はあるのか。

そういうことを整理するために外を見に行くくらいの温度感でいい。

面接は怖い。緊張もする。それはそう。

ただ必要以上にハードルを上げなくていい。企業も求職者も、選び合う立場。

転職活動は気楽にしていい。ただし、入る企業はちゃんと吟味する。そこは別の話。

その話は、次の記事で書こうと思う。
実際に転職してみて、年収以上に何が変わったのか。生活の質とか、脳の余白とか、そのへんの話。

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この記事を書いた人

Loop Base|ガジェット&ライフハックブログの筆者。
「暮らしをちょっと豊かにする」ためのモノ・アイデア・テクニックを発信。
シンプルで気分の上がる暮らしを目指しています。

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