AnkerのPower Bank 10000mAh 22.5W 2 Portsを使ってみて、気に入ったのは薄さだった。
10000mAhクラスなのに、iPhone 17と一緒に持ち歩いても荷物感が急に増えなかったのでレビューしてみる。
ただ、先に前提も書いておく。
自分はもともと10000mAhが絶対必要な側ではない。
普段の外出なら5000mAhで足りる日が多いし、旅行やPC用途まで見るなら20000mAhを持ったほうが早いと思っている。
詳しくは以下の過去記事で。


つまり今回は、「1万mAhがちょうどいい人」の熱いレビューというより、そもそもこの容量が自分に必要なのかも含めて見た感想になる。
その前提で使っても、このAnkerは好印象。
それと同時に製品の出来と「自分に1万mAhが必要か」はやはり別の話だなとも感じた。
Anker Power Bank 10000mAh 22.5W 2 Portsってどんな製品?
Ankerの薄型モバイルバッテリー。
容量は10000mAh。ストラップ兼USB-Cケーブルが付いていて、残量を表示するディスプレイもある。


見た瞬間に「多機能です!」と押してくるタイプではなくて、毎日バッグに入れておく用としてかなり分かりやすい作りだった。


10000mAhなのにちゃんと薄い
この製品のいちばん分かりやすい強みはここだと思う。
10000mAhなのに、ちゃんと薄い。


モバイルバッテリーって、容量が増えると安心感は出るけど厚くなるし、重くなって家に置いていくパターンはありがち。
でもこれは違った。
容量が多いことより、常に持ち出せることのほうが大事。
使っていていちばん強く思ったのはそこかな。
ストラップ兼USB-Cケーブルが便利
この製品で以外と便利だと思ったのがストラップ兼USB-Cケーブル。


いちばんよかったのは、ストラップからケーブルが勝手に外れにくいこと。
サイドを押しながらでないと外せないので、鞄の中でいつの間にか取れるかも…みたいな不安はなく安心できる。




ケーブルは短い。でも外ならむしろこのくらいがいい
モバイルバッテリー本体を充電する用として見ると、足りないかもしれないケーブルの短さ。


でも外でスマホを充電する用途なら、このくらいの長さのほうが自分はしっくりくる。
長いケーブルは融通が利くけど反対に、モバイルバッテリーとスマホを一緒に持って使うと長くて邪魔になる。
バッグの中でも机の上でも線が余るのは嫌なもので…
このAnkerのケーブルは、外で使うのにちょうど良い長さ。
スマホをつなぐには足りるし、余った線を気にしなくていいのはありがたい。
ディスプレイ表示の情報量
最近はディスプレイ付きのモバイルバッテリーがかなり増えてきた。
出力W数や入出力の状態まで細かく表示する製品も珍しくない。


それ自体は悪くないけど、正直そこまで毎回見ないのでは?
外でモバイルバッテリーを使うときに知りたいのは、だいたい残量だけ。
あと何%残っているかが分かれば困らない。
見たい情報だけ拾えてディスプレイ付きだけど情報を盛り込みすぎていない。
これくらいが個人的には良い。
外装も安っぽく見えない
外装の質感もよかった。
ここは写真では伝わりにくいけど、毎日持つ道具では意外と大事だと思っている。


スマホの横に置いても浮きにくいし、薄さだけを売りにした軽いアクセサリっぽさもそこまで強くない。
薄いだけじゃなく、このへんもちゃんと気に入った。
気になったポイント
良かった点は多い。
気になるところがないわけでもなかった。
ストラップケーブルは替えが効きにくい
外れにくい仕組みそのものはよかった。
便利さがこの構造に乗っているぶん、断線したときは少し面倒そうだなとも思った。
普通のケーブルなら、傷んだら買い替えれば終わる。
この製品はストラップも兼ねているので、ただ差し替えれば同じ使い方に戻るわけではない。
ここだけは手放しでは褒めにくい。
もちろん、すぐ壊れそうという話ではない。
ただ、ケーブルは消耗品でもあるので、長く使う前提なら気になる人はいると思う。
本体充電は爆速という感じではない
スマホを外で充電する用途なら、大きな不満はなかった。
少なくとも、遅すぎて困る感じではない。
ただ、本体側を充電するときは印象が少し変わる。
PD対応の充電器を使ってUSB-Cで充電してみたが、感覚としては10分で9%くらいずつ増えていくイメージだった。
困るほど遅いわけではない。
「お、速いな」と感じるほどでもなかった。
ここは思ったより普通、というのがいちばん近い。
以前レビューしたUGREENの20000mAhモデルと単純比較はできない。
そもそも立ち位置が違うので。
それでも、本体充電のテンポだけで見ると、そこまで強い印象は残らなかった。
そもそも10000mAhが必要な人はそこまで多くない
これは以前別記事でも書いた通りだ。
10000mAhがみんなにちょうどいいわけではない。


個人的には、やはり5000mAhと20000mAhの2台持ちのほうが分かりやすい。
普段の外出なら5000mAhで足りる日が多いし、旅先やPC用途まで見るなら20000mAhが欲しくなる。10000mAhは、そのちょうど中間にいる容量だ。
スマホ本体が満充電の状態からさらに5000mAhを足しても1日持たないなら、先に気にしたいのはモバイルバッテリーではなくスマホ側の劣化かもしれない。
そこを見ずに容量だけ増やしていくと、荷物だけ増えることもある。
5000mAhでは不安。でも20000mAhは持ちたくない人向け
じゃあこの製品は誰向けか。
5000mAhでは少し不安。
でも20000mAhを毎日持ち歩くのはしんどい。
こんなタイプの人にはかなり合うと思う。
この容量帯でここまで薄く、しかもケーブルまで一体化しているのは普通に扱いやすい。
毎日バッグへ入れても嫌になりにくいし、外でスマホへちょい足しする使い方ならかなり相性がいい。
この製品が良いかどうかより先に、自分が10000mAhで満足できるかどうかを考えたほうが良さそう。
向いている人・見送っていい人
向いている人
- 5000mAhでは少し不安な人
- 20000mAhを毎日持つのは重い人
- ケーブルを別で持ちたくない人
- 残量だけ分かれば十分な人
- 薄さを優先したい人
見送っていい人
- 普段の外出なら5000mAhで足りる人
- 旅行や出張、PC充電まで1台で済ませたい人
- 本体充電の速さもかなり重視する人
- ケーブルは普通に交換できるほうが安心な人
まとめ:製品は良い。でも先に容量選び
Anker Power Bank 10000mAh 22.5W 2 Portsは、製品としては普通に良かった。
特に薄さ。ここがいちばん分かりやすく気に入ったところだ。
ストラップ兼USB-Cケーブルも見た目だけで終わっていないし、残量表示も実用寄りで好印象だった。
万人向けの正解かと言われると、そこは違う。
先に考えたいのは「Ankerだから安心」より、自分に10000mAhが必要かどうかだと思う。
普段使いなら5000mAhで足りる人も多い。
旅行やPC用途まで見るなら20000mAhのほうが向いている。
その中間で、薄さも持ち歩きやすさも欲しい人には、このAnkerはかなり合うはずだ。
なのでこれは、
10000mAhが必要で、なおかつ大きいモバイルバッテリーは持ちたくない人には、有力な1台だと感じた。







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