大阪・関西万博の楽しみといえば、やはり世界各国や企業が出展するパビリオン。
筆者も何度か訪れて、事前予約を駆使しながら可能な限り回ってきました。
今回はその中で「行ってよかった!」と感じたパビリオンと、
「正直そこまででもなかった」という率直な感想をまとめます。

・関西万博に絶対に行くべき理由
・オススメとそうでもないレストラン
これらについても語っているのでチェックしてほしい。
いのち動的平衡館|大人がじっくり味わうアート館

おすすめ度:★★★★★
ここは正直、大人におすすめ。
アート作品とメッセージが融合していて「見せたいこと」がすっと伝わってきます。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、筆者はこの館でかなり心を動かされました。
「楽しい」というより「深く考えさせられる」タイプの展示。
大人向けといいつつも、光による表現で子供も楽しめそう。

個人的に心に残るパビリオンナンバー1でした。
未来の都市|ワクワク感はあるが管理に課題あり
おすすめ度:★★★☆☆(面白いが不満も残る)
日本企業が中心となって未来の技術を展示するエリア。
子どもにも人気で、ワクワク感は十分にありました。
ただし、入館者数の見込みが甘いのか、とにかく長蛇の列で全部回れないのが残念ポイント。

せっかく面白いコンテンツなのに、
私のように回り切れず楽しめない人も多そうです。
電力館「可能性のタマゴたち」|ゲームで楽しめる体験型

おすすめ度:★★★★☆(ファミリーに特におすすめ)
「光るタマゴ」を持って進んでいく体験型展示。
タマゴを使って複数のミニゲームを楽しみながら、電力の仕組みや未来技術を学べます。
遊びと学びがうまく融合していて、大人も子どもも夢中になれる構成でした。
どの層でも楽しめるでしょう。
トルクメニスタン館|“行けない国”に触れる貴重な機会
おすすめ度:★★★★★(異文化体験枠No.1)
独裁国家の一つとされるトルクメニスタン。

普通の旅行ではまず行けない国ですが、
万博ならその文化を体験できます。
パビリオン内は独特なデザインで統一され、現地の品々が販売されてます。
歩くだけでも「異国感」が強い。
時間があれば2階のレストランにも行きたかったのですが、筆者は回りきれず…。
とはいえ、“普段絶対に行けない国を覗ける”という意味でトップクラスにおすすめ。
これこそ関西万博に行く意義と言ってもいい。
絶対外せないパビリオンです。
ヘルスケアパビリオン|未来の自分に出会える人気館

おすすめ度:★★★★★(大人も子どもも楽しめる)
予約殺到の人気パビリオン。
中でも目玉は「25年後の自分をアバター化」するコンテンツです。
自分の健康状態を計測すると、その結果を元に未来の自分の姿が表示される仕組み。
家族や友人と一緒に体験すると、盛り上がること間違いなしです。

さらに驚いたのは「自販機連動システム」
計測結果のQRコードをかざすと、自分におすすめの健康食品が無料で出てくるという遊び心ある仕組み。
その他にも、VRゲームや未来のヘルステクノロジー展示があり、1時間半以上滞在できる充実度でした。
予約が取れるなら絶対に行った方が良い。
飯田グループ×大阪公立大学館|未来住宅を知りたい人向け
おすすめ度:★★☆☆☆( ニッチな人には刺さる)
外観は非常に美しく、建築デザイン好きなら目を引くパビリオン。
中身はスマートシティや未来住宅の展示が中心で、正直ボリュームは少なめ。
ただ、私の知る限りいつ行っても予約なしでサッと入れる。
「どこも並びすぎていて暇…」という時にサッと入れるのはメリット。

住宅や都市開発に興味がある人向けです。
スマートシティの模型の中から隠れミャクミャクを探す遊びはできる。

その他の海外パビリオン

多数回りましたが、結論としては「普段行けない国」を優先するのがおすすめです。
個人的にはルクセンブルク館も印象的でした。
「もしかしたら旅行でこの国に行くかも」というような国は後回しでOK

といいつつフランスとかも結構おすすめ。
予約システムは正直最悪。改善されない。
パビリオンを回る上で避けて通れないのが予約。
・7日前抽選
・3日前先着(0時開始)
・当日予約
これらをクリアするにあたっての正直システムは最悪。
抽選は第5希望まで全落ちの方が多い。
3日前予約は0時の瞬間にアクセスが集中し、22時台からログイン制限にかかることも。
事前に入れても予約作業途中でエラーになりトップに戻されることもしばしば。
入館可能数と予約枠が釣り合っていない印象です。
ただし当日予約はまだ狙える余地があるので、現地での行動力次第で人気館に入れることもあります。
総合まとめ|絶対に外せないのは?
一方で、未来都市ゾーンの混雑や予約システムの不便さなど、不満点も確かにあります。

それでも「普段行けない国」「未来の自分」「心を動かす展示」など、
万博ならではの体験は十分すぎるほど得られました。
空き時間の食べ物選びは以下を参考にしてみてくださいね。
コメント