Morus V6 レビュー|吸着アイロンは新しい。片手でシワ伸ばしが終わる

今回レビューするMorus V6は「アイロン台を出すのを辞めたい」人の救世主。
部屋が狭かったり一人暮らしにとって、アイロン台は「便利な道具」じゃなくて家具。
出したら最後、存在感が強すぎて、片付けるまで部屋の主役を張り続ける。

だから筆者はずっと、ハンガー掛けで完結する衣類スチーマー側の人間だった。
楽だし速い。たぶん、正しい。

ただし、通常のスチーマーは欠点がある。
シワを伸ばしたい場所の周辺を、結局こっちの手で引っ張らないといけない。

しかも服の端を掴むほど、スチームと手の距離が近づく。危険。火傷しかける。
冷静に考えて、朝から軽い拷問である。

もう全部ノンアイロンシャツに買い替えてやろうかとも思ったけど、好きな服とか必要な服を着るためにはそうはいかない。
この悩みを解消してくれたのが吸着アイロン。

下記期間の年末年始は30%オフのセールなので良いと思ってくれたらぜひチェックしてほしい。
セール期間:12月29日~1月7日

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本記事はメーカー提供品のレビューです。
筆者は、良い点も微妙な点も書きます。

目次

製品の概要

Morus V6は、衣類スチーマーに吸着を足したタイプ。
スチームでシワを伸ばす。
同時に服を吸い付かせて、逃げないようにすることで変なシワもつかない。

そんな片手でアイロンできる製品。

Morus V6
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 吸着で伸ばしながらアイロンできるので、引っ張らなくていい
  • 手が蒸気に近づきにくく、火傷しかけるストレスが減る
  • 給水ストレスが少ない(筆者体感:3〜4枚は連続でいける感覚)
  • 立てかけ保管ボードが地味に助かる
デメリット
  • 重さは軽量ではない(約959g)
  • 初見は本体が少し大きく見える(スチーマー感覚だと)

要点だけまとめるとこんな感じ。

  • 起動:約20秒
  • 吸着:強・弱・OFFの3段階
  • 連続スチーム使用:最大10分
  • 目安:シャツ6〜8枚
  • 自動オフ:無操作30分
  • 重量:959g/サイズ:17.4×10.9×24.1cm

過去、Makuake(クラウドファンディング)において発売され、
人気すぎて目標金額に対して
21511%
そんなわけの分からないレベルの応援購入がなされたこの製品。

通常販売が始まったタイミングで私もレビューに参画させてもらうことに。

開封レビュー

早速開封していく。

梱包物で確認したものはこちら。

梱包物
  • Morus V6 本体
  • 組み立て式アクリルスタンド
  • 取扱説明書
  • クイックガイド
  • 吸水用ロート
  • メンテナンス用ブラシ

本体の第一印象

カラーは2パターンでホワイトとダークグレーがある中、
筆者はダークグレーを選択。

ホワイトはやさしい色合いながら、アイロンの家電らしさがあるだろう。
ダークグレーは少し大人男子系の部屋に合いそうな、
良い意味で家電らしくないデザインに見える。

初見は「ちょっと大きく見える」。
というのも今まで筆者が小さいスチーマーを使っていたからで、
アイロンとして見ればコンパクト寄りにも見える。

重さは約959g。
数字だけ見ると正直重い。
ただ、Morus V6は吸着があるおかげなのか、体感の重さが全然重くない。

更に、低重心の設計で重さや使用疲れを感じにくい設計だとか。
使ってみてこれは本当に納得できる。

吸水タンクは手がぬれない配慮がされている

本体の下部をひねると、給水タンクが外れる。
ドラゴンボールに出てくるサイヤ人の宇宙船を彷彿とさせてかわいい。

吸水用のロートがついているので、溢れて手が濡れる心配などもほぼ無い。

組み立て式アクリルスタンドがありがたい

 

この2枚のアクリル、挿し込むだけでスタンドとなる。
アイロンの熱い部分をその辺に置けないし、事故につながるからこれはありがたい。

通常保管時もそうだし、利用の合間の立てかけとしてもかなり優秀。

ケーブルもまとめやすい

標準でゴム製のまとめるケーブルオーガナイザーが付属。
家がぐちゃぐちゃに見えないようにこういうところはキッチリやっていきたい。

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使ってみた

筆者はシャツ3枚で試した。
運用はハンガー掛け前提。

目的は「出勤前に見た目だけ整える」。

吸着は2段階調整可能。

もちろん吸着オフにもできるわけだが、
こんな醍醐味の機能を使わない手はない。

オフ→1段階→2段階と調整ができる。

結果、ワイシャツくらいの衣類なら1段階で十分だと感じた。
あまり筆者は機械がないが、重たい衣類だと2段階にする必要もあるのかもしれない。

それくらい吸着力が強いことは良いこと。


除菌と脱臭までしてくれる

ダニや花粉の低減機能があるスチーマーはちらほら見かけるが、
除菌までしてくれるものを使うのは初。

花粉症が一切ない筆者、
花粉症の妻へのちょっとしたアピールとして導入しておこう。

アイロンかけて、消臭スプレーかけて…
そんな工程もまた楽になる。

使ってみての結論

吸着があるだけで、作業の難易度が落ちるし、小型スチーマーあるあるの
衣類の端を持って火傷しかけることも無くなった。

こんな厄介なシワも、
何往復もすることなくすぐにきれいになった。

良い点1:服を引っ張らなくていい。これがすべて

Morus V6は吸着で服が固定される。
つまり、引っ張り作業が減る。

筆者が一番救われたのはここ。

  • シワが逃げにくい
  • 端を掴まなくていい
  • 手が蒸気に近づきにくい
  • 火傷しかけるヒヤヒヤが減る

「片手でできる」って便利っぽい言葉に見える。
実際は、安全側にも倒れるのが大きい。

良い点2:給水が気にならない。シャツ数枚は余裕

筆者はシャツ3枚を連続でいけた。
体感としては3〜4枚はいける。

公式でもタンク170mlで最大10分。
目安はシャツ6〜8枚

一人暮らし運用なら、ここはかなり安心。
1週間分まとめてアイロンでもOKなわけ。

良い点3:起動が速い。朝に強い

起動は約20秒。
大体スチーマーの類って1分弱は起動までに時間かかるから、朝の利用時はバタバタしたりすっる。
ここが速いのはかなり助かる。

気になった点

気になった点1:重い。でも体感的に大丈夫。

重さは959g。
軽量スチーマーのノリではない。

ただ、実際使ってみると「思ったほど疲れない」側だった。
実際公式情報を調べてみると、重く感じない・疲れないように重心設計されているらしくて納得。

気になった点2:重さより、本体サイズが初見で大きく見える

筆者の感覚だと、重さよりサイズ。
アイロンというよりスチーマーとしての先入観があると「でかっ」ってなる。

慣れると気にならない。
最初だけ「お前、思ったより存在感あるな?」ってなる。

向いている人/向いていない人

向いている人

  • アイロン台を出したくない
  • 狭い部屋/一人暮らし
  • ハンガー掛けで完結させたい
  • 引っ張り作業が嫌い
  • 火傷しそうになる距離感が怖い

向いていない人

  • とにかく軽さ最優先(959gがネックになり得る)
  • コンパクト至上主義で、サイズ感の存在感がストレスになりそうな人

よくある質問(仕様ベース)

吸着は調整できる?

強・弱・OFFの3段階で調整可能。

どれくらい連続で使える?

公式は最大10分、シャツ6〜8枚が目安。

自動オフはある?

無操作30分で自動オフ。

まとめ:アイロンは、これでいい。むしろ、これがいい

Morus V6
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 吸着で伸ばしながらアイロンできるので、引っ張らなくていい
  • 手が蒸気に近づきにくく、火傷しかけるストレスが減る
  • 給水ストレスが少ない(筆者体感:3〜4枚は連続でいける感覚)
  • 立てかけ保管ボードが地味に助かる
デメリット
  • 重さは軽量ではない(約959g)
  • 初見は本体が少し大きく見える(スチーマー感覚だと)

筆者が嫌だったのは、アイロン作業そのものじゃない。
服を引っ張り続ける儀式と、火傷しかける距離感だった。

Morus V6は吸着でそこを潰してきた。
狭い部屋でアイロン台を出さずに、朝の身だしなみだけ整えたい人。
この条件なら、Morus V6はかなり頼れる時短装備になる。

下記期間の年末年始は30%オフのセールなので良いと思ってくれたらぜひチェックしてほしい。
セール期間:12月29日~1月7日

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この記事を書いた人

Loop Base|ガジェット&ライフハックブログの筆者。
「暮らしをちょっと豊かにする」ためのモノ・アイデア・テクニックを発信。
シンプルで気分の上がる暮らしを目指しています。

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