UGREEN NASync DH2300レビュー|Googleドライブの“最強代替”。サブスクより安くて速い自宅クラウド

クラウドの容量不足と毎月のサブスク料金。
この2つがずっと気になっていた筆者が、ついに“脱Googleドライブ”としてオススメするのが、
UGREEN NASync DH2300です。

結論を先に言うと、
DH2300はGoogleドライブの“現実的な最強代替”で忖度なしに総合評価5です。

※本記事はUGREEN様より製品提供を受けて作成していますが、
使用感・メリット・デメリットはすべて正直に記載しています。

UGREEN NASync DH2300
総合評価
( 5 )
メリット
  • サブスクと違い、支払いは買い切り
  • データへのアクセスが圧倒的に速い
  • 家族共有・家族別のフォルダ分けができる
  • 外出先からアクセス可能
  • 設定が分かりやすい
  • 本体価格がNASとして非常に安価
デメリット
  • 1GbEポートなので、本格NASより速度は伸びない
  • 本体上部が取れやすい蓋なので持ち運びに気を使う

Google Oneの2TBや5TB前後を契約するなら2~3年継続してDH2300を使う方が安く更に快適です。

今回は筆者が100GB→2TBへ容量不足に悩んでいた流れや、
実際にGoogleフォトの動画再生が遅くなってストレスだった実体験を交えながら、
DH2300が「クラウドよりも良い選択」だと確信した理由をレビューします。

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UGREEN NAS製品で利用可能ですが、DH2300とUPS製品には適用不可です。

目次

結論|GoogleドライブよりDH2300が圧倒的に安くて速い

筆者は仕事とプライベートでGoogleドライブを長く使ってきました。
100GB → 2TBへの増量、そして今後さらに増やしていく必要を感じていたところ、

  • 動画の読み込みが遅い
  • 家族共有が直感的ではない
  • サブスク料金が積み重なり続ける
  • 容量不足がずっとつきまとう

こうした点が課題でした。

そこで今回DH2300を試してみたところ、
「クラウドの弱点をほぼすべて解消できる」
という手応えがありました。

そしてなにより、サブスクは支出が見えにくく、家計的に不利。

使わなくなっても続いてしまうし、容量が増えるほど上位プランに誘導される。

Google One vs DH2300|サブスクより買い切りのほうが安い

筆者が最も強く感じたメリットが、コスト構造の違いです。
現時点でのGoogle Oneの料金はこちら

プラン月額年額換算
100GB290円3,480円
2TB1,450円17,400円
5TB3,250円39,000円

サブスクは、使い続ける限り永遠に支払いが続きます。

DH2300(4TB×2運用)の初期費用

本体:29,732円(現在のAmazon価格)
HDD:4TB × 2台 × 約20,000円 = 約40,000円

サブスクと違い、一度払えば月額はゼロです。

いつ元が取れるか?

Google One 2TB(17,400円/年)と比較すると…

・3年:52,200円
・4年:69,600円 → ここで逆転
・5年:87,000円

4年目以降は買い切りNASのほうが確実に安くなる
→ しかもDH2300は容量を自由に増やせる

使用する容量が増えて、2TBでは足りなくなった時はサブスクなら倍の値段になってきます。
そうなると2年で元が取れる。

そんなに容量使わない人は導入するHDDを小さめの容量にしておくと初期費用も抑えれます。

筆者の結論:
クラウド代を払い続けるより、NASを買い切りで使う方が合理的。

開封レビュー|“小さいのに本格派”で扱いやすい

開封してまず驚いたのは、想像以上のコンパクトさと軽さ
以前にレビューしたDXP2800も十分小さかったのですが、DH2300はさらに取り回しが良いです。

付属品は以下。
必要最低限で迷ったりしない構成です。

梱包内容

・UGREEN DH2300 本体
・電源ケーブル
・LANケーブル
・HDD取り付け用ネジ
・取扱説明書

この時点で、初心者でも迷わない配慮が感じられます。

本体デザイン|コンパクトさと軽さが魅力

デザイン面の完成度は価格帯を考えると非常に高い と感じました。

・四角すぎない柔らかい形状
・光沢を抑えた質感
・どんな部屋でも馴染むデザイン

HDDベイは上蓋を開けるだけでアクセスできますが、
蓋はロックレスなので持ち上げるときは注意が必要です。

本体前部のボタンやランプ・端子はこちら。

  • 電源ボタン
  • ネットワークランプ
  • HDDランプ
  • USB-C端子

type-Cは理論上5Gbp。

背面端子は:

  • USB-A × 2
  • USB-C(最大5Gbps)
  • HDMI
  • LAN(1GbE)

DXP2800との違いはLAN端子の速度で、
DXP2800は2.5GbE対応。

高速通信を求めたいなら上位機種もありですね。

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HDMIは同じく4K対応。

HDDのトレイは
・つまんで引き出す
・HDDをトレイに合わせる
・付属のネジをつける

この3手順のみなので、初心者でも問題ないはず。

HDDは入れない状態で重量計測してみると970gという結果。

以前レビューした上位機種のDXP2800もHDDを抜いて計測。
重くて既存のスケールでは計測できませんでした。

計測上限の2kgを超えていて、感覚的には大体2.5kgくらい

結果、大きなスペック差でといえばLAN端子のみなので、
・1GbEで十分の人
・そもそも家のルーターが2.5GbEに対応していない

こんな人はDH2800の選択がベストではないでしょうか。

LANケーブル

LANケーブルのカテゴリーは6
今回のLAN端子のスペックに準拠したものなので必要十分。


ACアダプタ

ACアダプタはNASにしてはかなり小型の印象。
コンセント部分はタバコの箱くらいのイメージ。

筆者は電源タップに挿しても隣の挿し口などに干渉せず使えています。

DXP2800との違い|どちらが“自宅クラウド”に最適か?

提供品という立場ではありますが、両方使ってみると、
用途によって最適解が異なる と感じました。

DH2300のほうが優れていた点:コスト効率が圧倒的

NASを導入する最大のハードルは「初期費用」。
その点でDH2300は、DXP2800よりもかなり導入しやすい価格になっています。

  • 本体価格が安い
  • HDD代を含めてもクラウドより早く元が取れる
  • 2ベイNASとして必要な機能はしっかり搭載

筆者がGoogleドライブの2TBプランを使っていたこともあり、
DH2300なら早い段階でサブスクの元が取れる というのは大きなポイントでした。

同じ自宅クラウドを構築するなら、
最もコストを抑えられるDH2300は強力な選択理由ですね。

DXP2800が勝っている点:2.5GbEポートの存在(ただし用途次第)

スペック面で見ると、DXP2800の 2.5GbEポート搭載 はやはり魅力です。

ただし、一般家庭で「2.5GbEの恩恵をフルに感じるか?」というと、
個人的にはそうでもないかも。

  • 写真バックアップ
  • スマホ動画レベルの保存
  • 外出先アクセス
  • 家族共有

といった“日常用途”では、1GbEでも体感差を感じにくいことが多いです。

筆者の体験値としても、
家庭レベルのバックアップ頻度ならDH2300で十分すぎる性能。

ヘビー用途(大容量編集・NAS上での動画編集など)がなければ、
コストの安いDH2300のほうが魅力的というパターンもありそうです。

DH2300が最も気に入ったポイント:省スペースで“置きたくなるNAS”

DH2300はコンパクトで、むしろデスクに置きたくなるデザイン。

  • 四角すぎず、圧迫感がない
  • 質感が良く、部屋に馴染む
  • 小型だから取り回しがしやすい

NASは一度設置したらずっと目に入るアイテムなので、
コンパクトで美しいデザインは実用と同じ価値があります。

「毎日見るものだから、好きなデザインであることは本当に大事だな」と感じるところ。

4TB×2の買い切りは“未来の家計の安心”にもつながる

クラウドのように容量課金がないから、

  • 写真・動画が増えても追加料金なし
  • 子どもの成長記録の保存にも最適
  • HDD交換でいくらでも増やせる

「データを持つほど課金が増える」
というクラウド特有の不安から解放されました。

写真・動画バックアップがGoogleより快適だった

筆者が一番ピックアップしたいポイントがここ。

今までGoogleフォトなどを利用していてストレスだった
・動画のロード時間
・バックアップの速度とアクセス

これら全部解決できます。

ネットワーク環境がおざなりだと意味がないですが、外出先からでも動画の再生サクサクだし、写真のバックアップも自動で速い。

PC側でNASのネットワークドライブ割り当てでショートカットを作れば、すぐにスマホで撮った写真がPCで使えるのも魅力。
Googleドライブを介したりAirDropしたりしなくてOK。

Googleフォトに不満があった身としては、
この速度差だけでNAS導入の価値があると感じました。

以前もレビューしましたが、UGREEN NASyncシリーズが登場してから状況が変わったのは確実。

サブスクよりNASを推す理由

筆者はサブスクを“家計管理において最悪の支出”だと考えています。
理由は以下のところ。

・値上げされても気づきにくい
・自動更新で支出と感じにくい
・年数が経ち思い出が増えるほど容量プランが上がる
・解約した瞬間や誤BANによるデータ消去の恐怖

クラウドは便利ですが、
ユーザーが増えるほど依存し、支出が膨張し続ける仕組みです。

家計がシンプルになる意味でも、DH2300のメリットは大きいです。

外出先からアクセスできる“自宅クラウド”の安心感

NASですが、Googleドライブと同じ感覚で外からアクセスできます。

・スマホ → DH2300 → PCへ高速転送
・外出先でも必要なデータがすぐ取り出せる
・家族共有フォルダが使いやすい

スマホの容量がいっぱいで…という人にも打ってつけなんですよね。
セキュリティもアプリ側で適切に設計されており安心感があります。

DH2300が向いている人

  • Googleドライブの容量が足りない
  • Googleフォトの動画が重い
  • サブスクに毎月1,000円以上払いたくない
  • 家族の写真をまとめたい
  • 外出先でも自分のファイルにアクセスしたい
  • NASに興味はあったが、難しそうで手が出なかった

いずれかに当てはまるなら、DH2300は有力候補になります。

まとめ|DXP2800は“本格派”、DH2300は“必要十分+最適コスト”

モデル立ち位置向いている人
DH2300コスパ最強・初心者向け・必要十分写真/動画バックアップ、家族共有、サブスクをやめたい人
DXP2800ハイスペック・余裕のある性能2.5GbEを活かせる人、動画編集・大量同時アクセス
UGREEN NASync DH2300
総合評価
( 5 )
メリット
  • サブスクと違い、支払いは買い切り
  • データへのアクセスが圧倒的に速い
  • 家族共有・家族別のフォルダ分けができる
  • 外出先からアクセス可能
  • 設定が分かりやすい
  • 本体価格がNASとして非常に安価
デメリット
  • 1GbEポートなので、本格NASより速度は伸びない
  • 本体上部が取れやすい蓋なので持ち運びに気を使う

筆者の結論:
Googleドライブ代替としては、DH2300の方が“最適解”。

筆者はGoogleドライブの容量不足と動画再生の重さに悩んでいました。
サブスク料金もじわじわ上がり続ける恐怖もあり、家計管理としても悪手。

DH2300を導入したことで、そのすべてから解放されました。

  • 快適
  • 速い
  • 買い切りで安い
  • 使いやすい
  • 将来容量不足になってもHDD交換だけで解決

Googleドライブに月額を払い続けるなら、
DH2300を買ってしまうほうが確実に幸せ

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今回UGREEN様より専用クーポンをいただきました。
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UGREEN NAS製品で利用可能ですが、DH2300とUPS製品には適用不可です。

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この記事を書いた人

Loop Base|ガジェット&ライフハックブログの筆者。
「暮らしをちょっと豊かにする」ためのモノ・アイデア・テクニックを発信。
シンプルで気分の上がる暮らしを目指しています。

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