softbank光でIPv4とIPv6の比較 市販ルーターでも使えるか検証してみた
たまたま実家に帰った際に、ネットの速度もうちょっと速くならない？ってことで相談を受けました。
softbank光の回線を利用していた為、環境を見直すついでにIPv4とIPv6の比較
そして市販ルーターでV6回線が使えるのか検証してみました！
見直し前のネット環境
マンションでVDSL利用。
残念ながら光回線引き込むのはかなり難しそうなのでここは諦めます。
利用機器としては
・VDSLモデム（レンタル品）
・softbankBBルーター（レンタル品-月額500円くらい）
・IO-DATA WN-DX1167R(これは自分が数年前に購入して置いたままのやつ)
IPv6(IPoE)対応ルーターで4000円は結構コスパよくね？
って感じで買ったやつです
この時は「BBルーターの存在意義よ・・・
レンタル月額かかってるし返そうぜ」って思いながらスピードテスト実施
IPv4（IO-DATAルーター）での速度
（左）2.4ghz SSID
（右）5ghz SSID
使えないレベルじゃないけどやっぱりこれだとちょっとばかし遅く感じるだろうなぁっていう速度
5ghz側が2.8％のパケットロス出てますがこのテストで違いが出るロスじゃないと思いますしここはスルー。
確認してみるとv4しか通っていない様子なので、まずsoftbankでv6使える状態なのか調べることに。
IPv6利用にはsoftbank BBルーター必須
IO-DATAのルーターはMAP-EとかDs-LiteのIPoE接続に対応してるみたい
月額費用（497円税抜き）かかってるしBBルーター返却してしまえばいいのでは？
って思って調べてみると・・・
softbank回線のv6接続は独自の規格のようで、市販ルーターでは使えないみたいです。
市販ルーターで使うとか、他社の場合だと
・MAP-E
・v6プラス
・Ds-Lite
・OCNバーチャルコネクト
とか呼ばれる種類が様々あってそれをルーターに設定していくような感じなんですけど、Softbankの場合はどれにも当てはまらない様子。
ＢＢルーターをレンタルさせる為のマーケティングですね。
ずるいわぁ。。笑
かといって下位にあるIODATAのルーターでv6接続できないわけではありません。
ＢＢルーターでv6接続した上で下につなげてある別ルーターはブリッジモードにしてあげれば問題なしです。
ってことでルーターの返却の話はなしに。
一先ずＢＢルーター使っているにも関わらずv6の接続使えていないみたいなんで、BBルーターの設定画面へとアクセス。
ブラウザでＩＰ打ち込めばアクセスできますね。
IPv6の設定＞有効 にして保存。
あら簡単。
再起動かかりますがちょっと待てば有効になりました。
念のためIO-DATA側を見直し。こちらも管理画面に行くとどうやらルーターモードで動作していた様子。
いわゆる2重ルーターになっていました。
2重ルーターしてると速度遅くなったりするとか聞いたことあるけど真実は定かではありません。
でも念のためAPモード（アクセスポイントモード）に変更します。
場合によってはBRモード（ブリッジモード）って呼んだりもしますね。
こちらはスクショ取り忘れしてました…
IPv6を有効にした後のスピードテスト
ってことでIPv6の通信が通った上で2重ルーターを解除しました！
これでもう1回スピードテストしてみましょう
IPv6（IO-DATAルーター）での速度
（左）2.4ghz SSID
（右）5ghz SSID
大体3倍くらいまで速度跳ね上がりました。
ここまでくればそこそこ高画質の動画でも十分快適に見られるのではないでしょうか
VDSLだしsoftbankだしってことで正直ここまで上がるとは思ってなかったですがV6の力すごし。
時間帯によっても違うのかな～とか思ったんですけど、下りは70Mbps前後維持してくれてました。
BBルーター契約しないと使えないこと知ると、自分の家でsoftbank契約することは多分無いですが。笑
-関連記事-
Wi-Fi6（802.11ax）対応ルータのおすすめはこれ。思わぬ落とし穴があるので気を付けて！
コメント