こんにちは、まるふぉいです!
今回はゼンハイザーの最新ワイヤレスイヤホン『Momentum True Wireless 4(MTW4)』を購入して1ヶ月間じっくり使い込んでみた感想をお届けします。
これまでSONYのWF-1000XM4を愛用していましたが、バッテリーの劣化を機に機種変更。
『Momentum True Wireless 4(MTW4)』を利用して感じたポイントはこちら。

まさに”最強クラスの完成度!” という印象です。
この記事では、AirPods ProやSony WF-1000XM4を使った経験のある筆者が、
『Momentum True Wireless 4』を日常の様々なシーンで試し、リアルな使用感を徹底的にレビューします。
「使い心地の“しっくり感”が知りたい」
――そんな方に向けて、生活の中でじっくり試した感想をまとめました!

iPhoneなど非対応機種でもaptXコーデックを使うためのアダプターはコチラでレビューしています。
こんな人におすすめなイヤホン!
1ヵ月間ガッツリ利用した結果、このイヤホンは間違いなく「買い」でした。

そのうえで、以下のような方に特にオススメです!
・有線イヤホンレベルの高解像度サウンドをワイヤレスでも楽しみたい人
・他イヤホンの音質で満足できなかった方
・音楽をただ聴くのではなく、空間として楽しみたい方
・ゼンハイザーの「音作り」が好きな人、または初めて試してみたい方
スペック・外観チェック
『Momentum True Wireless 4』は、
ゼンハイザーの定番とも言えるファブリック調のケースと曲線美を活かした本体デザインが特徴です。

手に取った瞬間から「ゼンハイザーらしいなあ」と感じる高級感は健在です。
基本スペックをまとめて確認してみましょう!
基本スペック
項目 | 内容 |
---|---|
製品名 | SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 4 |
発売日 | 2024年4月 |
ドライバー | 7mm ダイナミックドライバー(TrueResponseトランスデューサー) |
対応コーデック | SBC / AAC / aptX / aptX Adaptive / aptX Lossless / LC3 / LHDC / LDAC |
ノイズキャンセリング | アクティブノイズキャンセリング(ANC)+外音取り込みモード |
Bluetoothバージョン | 5.4(LE Audio対応) |
マルチポイント接続 | 対応(2台同時接続) |
防水性能 | IP54(汗・軽い雨に対応) |
バッテリー(本体) | 最大7.5時間(ANCオン時:約5.5時間) |
バッテリー(ケース込み) | 最大30時間(ANCオフ時) |
充電方法 | USB-C / ワイヤレス充電(Qi対応) |
アプリ対応 | Sennheiser Smart Control アプリ(EQ・ノイキャン調整など) |
重量 | 片耳:約6.2g/ケース:約60g |
カラー展開 | ブラックグラファイト、ホワイトシルバー、メタリックブルー 他(限定含む) |
価格帯 | amazon価格 約34,000円前後 (2025年5月時点) |
開封とデザイン
パッケージ内容はこちら。

本体
ケースは手のひらサイズで持ちやすいものの、他社製品と比べるとやや厚め。


とはいえ、Sonyのワイヤレスイヤホンと比較してもサイズにそこまでの差はないですね。
細身のスラックスやジャケットの胸ポケットにはやや不向きかもしれませんが、
基本的な収納は問題ありません。
背面はこちら

イヤホン本体
開けた瞬間から、本体のメタリックな質感・上品な仕上げが見えてきます。


イヤホン本体は軽量で、耳へのフィット感も自然。
長時間使用でも疲れませんでした。



装着感・フィット感
装着時のフィット感が非常に自然で、最初に標準のイヤーピースでも筆者は全く違和感なく使えました。

長時間使用でも圧迫感が少ないのが好印象です。
ただし、Sennheiser Smart Controlアプリの「フィットテスト機能」でチェックしてみると、フィットしていなかったそう…
見た目も着け心地も問題なさそうに感じていたので意外でしたが、アプリの指示通りにワンサイズ下のイヤーピースに変更してみたところ、明らかに密着感と遮音性が向上。
音質もより締まりが出て、「これが本来の実力か」と感じました。

「これで十分」と思っても、一度はアプリで計測してみるのがオススメです。

音質レビュー
MTW4で一番驚いたのはその解像度の高さ。
今まで聴き取れなかった細かな音も耳に入ってきて驚きました。
全ての帯域で音が非常にクリアで、ボーカルや楽器それぞれの音が鮮明に分離して聴こえます。

SONYのWF-1000XM4でも十分満足していましたが、
「この曲にこんな音があったんだ!」という驚きが何度もありましたね。
ノイキャン・外音取り込み性能
ノイズキャンセリング性能は正直、SONYに比べるとやや控えめ。
移動中や外出時の安全性を考えるとむしろ最適。一方、外音取り込みは非常に自然で、快適さは抜群です。

電車のアナウンスやカフェでの注文もストレスなく行えます。
一点気になったのは、「風切り音防止モード」と「ノイズキャンセリング」が同時には使えないという点です。
今後のアップデートで両機能の併用が可能になれば理想的ですね。
バッテリー・操作性・アプリ
長期間使ったからこそわかる部分をレビューしていきます。
バッテリー
バッテリーの持ちは非常に優秀。
イヤホン単体で約7.5時間、ケース併用で30時間以上という公称値に近い体感が得られ、
バッテリー切れの不安は皆無になりました。
もちろんQi充電に対応しています。

操作性とアプリ
MTW4のタッチ操作は感度が高く快適。
その反面、耳の装着位置を少し直そうと触れるだけでも反応してしまうことがありました。
意図しない誤動作には注意が必要です。
一方で、タッチ操作のカスタマイズが可能(再生/停止/曲送り/NC切替など自由に設定)
といったメリットもあります。

その他、アプリではサウンド調整機能があり優秀です。
イコライザー調整が可能なのはもちろん、オーディオ解像度の設定まで可能。
→ 「標準」「高解像度」「低遅延」などのモードから選べ、
高解像度モードは“接続安定性に影響する可能性あり”と警告が出ますが、実際には非常に安定して使えました。
低遅延モードも搭載しており、動画視聴やゲーム用途にも十分実用的です。

接続の安定性
MTW4は、都市部の混雑したエリアでも圧倒的に接続が安定していました。
実際に下記のシチュエーションで利用。
・大阪市内の通勤ラッシュ電車
・東京23区内の満員電車
Bluetoothが干渉しやすい環境でも、接続が途切れたことは一度もありません。
SONYのWF-1000XM4でも基本的には安定していましたが、
コンビニやスーパーで「バーコードのピッ音」に反応して一瞬無音になるような現象が時々ありました。
ゼンハイザーではこの現象は一切なく、非常に快適です。
装着感と安定性|スポーツ用途にもおすすめ
フィット感も非常に優秀。
ストリートダンスやランニング中でも、ずれたり外れたりすることは一切ありませんでした。

SONYのWF-1000XM4と比較しても同等。
もしくはそれ以上の装着安定性を感じます。
メリットと気になったポイント
まとめ:間違いなくレギュラー入りの1台
1ヶ月使って感じたのは、「どのシーンでも使える、音質特化型の完成度の高いワイヤレスイヤホン」という点に尽きます。
- 通勤・通学・運動
- 作業・読書・リラックス
- ゲーム・動画視聴
どんなシーンでもストレスなく使え、音の心地よさと安定感の両立ができている稀有なモデルです。

高価格帯ではありますが、「買ってよかった」と心から思える完成度でした。
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