iPhoneでaptXを使う裏技?BTD600でMTW4の音が激変|実体験レビュー

イヤホン

こんにちは、まるふぉいです。

ゼンハイザーから発売されている完全ワイヤレスイヤホン
『Momentum True Wireless 4(MTW4)』

先日のレビューでも触れた通り、クリアで繊細な音質に驚かされたイヤホンでした!
前回のイヤホンレビューはこちら

まるふぉい
まるふぉい

ただ、iPhoneなどの一部スマートフォンでは、aptXコーデックが使えないという制限があります。
つまり、本来の性能を活かしきれない環境で使っている方も多いかもしれません。

そこで今回は、Bluetoothアダプター「BTD600」を使って、
iPhoneでもMTW4の実力を最大限引き出せるのか?をを実際に試してみました!

実際に使ってみて、以下のポイントを中心にレビューしていきます:

・iPhoneとの接続のしやすさ・使い心地
・aptX Adaptiveによる音質の変化
・導入するコストに見合う価値はあるか?

iPhoneユーザーでMTW4を使っている、もしくは購入を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください!


結論:BTD600を使えばiPhoneでもaptXコーデックは使える!

iPhoneとBTD600を組み合わせることで、
aptX Adaptiveでの接続が可能になり、音のポテンシャルがしっかり引き出されました。

特に「繊細で正確な音」が際立ち、映画や音楽をじっくり楽しむ人には相性バッチリです。

ただし、音の変化は誰にとっても“劇的”というわけではありません

まるふぉい
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筆者のような一般ユーザーの耳では、じっくり聴き比べて「違うかも?」と感じるレベル。
その点を踏まえたうえで、BTD600を導入するかどうかを検討するのが良さそうです。

BTD600を開封してみた

今回はMTW4をセールで購入できたので、思い切ってBTD600もセットで導入しました。

同梱物

同梱物は下記の通り。

・BTD600本体
・変換アダプター
・説明書一式

まるふぉい
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説明書は各国の言語分記載があるのでボリューミーです。

製品のサイズ感と注意点

BTD600本体は5円玉ほどのサイズで非常にコンパクト。

PCとイヤホンの接続であればこのまま利用できますが、最近のiPhoneの接続はUSB-Cです。
その為付属のアダプターが必要ですね。

変換アダプターも非常にミニマム。

まるふぉい
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先端がタイプCで、本体を挿し込む側がUSB-Aとなっています。

注意点としては、iPhoneへ差し込むUSB-C端子と本体に遊びがないことです。

まるふぉい
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要するにiPhoneに置くまで挿し込めないのです。
iPhoneにケースをつけていると90%くらいは干渉しそう。


また、iPhone14シリーズ以下などのLightning端子では利用ができないのでご注意ください。

使用した機材と検証環境

今回使用した製品
・イヤホン:ゼンハイザー Momentum True Wireless 4(MTW4)
・Bluetoothアダプター:ゼンハイザー BTD600

接続環境
・iPhone15 Pro
・BTD600をUSB-Cで直接接続

iPhoneでaptXは使えない?→BTD600で“送信側”を置き換える

iPhoneは標準でSBCとAACのコーデックしか対応しておらず、aptXやLDACは非対応です。
そのため、MTW4のようにaptX Adaptive対応のイヤホンを使っても、ベストな音質で再生されません

まるふぉい
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ここで登場するのがBTD600ですね。

これはUSB接続のBluetoothアダプターで、送信側のコーデックをaptX Adaptiveに固定して通信できるという優れもの。

iPhone 15シリーズではUSB-C端子が搭載されているため、BTD600を挿すだけでaptX接続が可能になります
つまり、iPhoneでaptXを使う“裏技”のような存在なんです。

まるふぉい
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もちろんiPhone16シリーズでも利用できるみたいですよ。

実使用レビュー|音質・遅延・安定性はどうだったか?

音楽試聴

筆者は専門的な耳を持ち合わせていないため「劇的な変化」とまでは感じられませんでした。

ただし、そんな中でも
・楽器の分離間
・音の抜け
・中高音域のクリアさ


がややレベルアップした印象を受けました。

まるふぉい
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オーディオにこだわる方なら、より明確にその違いを感じ取れるかもしれません。

動画視聴

動画ではセリフの聞き取りやすさがやや増しました!

効果音やBGMの“立体感”が増した感覚がありましたね。
遅延は通常モードでもまず無いと言っていいでしょう、リップシンクのズレもなし

ゲーム用途

いくつかゲームプレイもしましたが違和感はゼロ。
タイミングが重要な音ゲーアプリでも視覚と音のズレはほぼ感じませんでした。

全体で気になった点・注意点

▶ 音の違いは“繊細な耳”向け

筆者のような一般的な耳では、正直、「絶対にBTD600を導入すべき!」と即断するほどの差は感じませんでした。
ただし、定位感や音の分離に対する解像度は上がっていると感じる場面もあり、
「普段から高音質環境に慣れている人」にとっては大きな変化かもしれません。

▶ iPhoneケースに要注意

前述の通りですが、もう一つの注意点は、iPhoneケースとの物理的干渉です。

BTD600はUSB-C端子が太めの設計になっており、一般的なスマホケースではほぼ挿さらないと考えた方が良いです。
特に耐衝撃系やバンパー系は確実にNG。

▶ その他の注意点

  • 接続中のコーデックがiPhone側からは確認できない
  • BTD600はiPhone本体から給電するため、バッテリー消費に多少影響あり

BTD600 × MTW4はこんな人におすすめ

少しでもワイヤレスイヤホンの環境をレベルアップしたいMTW4ユーザーは購入して良いでしょう!
特にこんな方々にオススメです。

・aptXコーデックをiPhoneで試してみたい方
・MTW4をもっと活かしたいと考えているゼンハイザーファン
・高解像な音で音楽や映画を楽しみたい人

BTD600を使うことでaptXコーデックによる音のポテンシャルを発揮できますよ!

音にこだわる方はもちろん、
「せっかくの高級イヤホン、もっと活かしてみたい」と思っているiPhoneユーザーには、BTD600の導入は十分に検討する価値がある選択肢です。

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