楽天経済圏から三井住友SBI経済圏へ切り替えて分かった10の違い|年間3万円以上お得になった理由

ライフハック

長年「楽天経済圏」で生活してきた私ですが、
1年半ほど前に「三井住友SBI経済圏」(三井住友カード利用)に切り替えました。

まるふぉい
まるふぉい

自分の使っている生活・サービスを見直したときに、
三井住友のほうが圧倒的にお得で快適だったからです。

この記事では、実際に移行して分かった違いをもとに、
「どんな人にどちらが向いているのか」をリアルな体験ベースで紹介します。

楽天経済圏と三井住友SBI経済圏とは?

そんなの知ってるわい。という人は読み飛ばしてOK。
それぞれの経済圏の特徴を見てみましょう。

楽天経済圏

楽天市場・楽天カード・楽天モバイル・楽天銀行・楽天証券・楽天ひかりなど、
楽天は生活のほぼすべてを完結させることができますね。


複数サービスを利用すればするほど
「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」でポイント還元率が上がるのが特徴です。

まるふぉい
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ただし実際の恩恵は楽天市場が主。
結局楽天に縛られる。

楽天カード利用分は楽天銀行引き落としにしておけば、
ポイント還元率が0.5%アップで1.5%ポイント還元になるのがメリットでしょうか。

三井住友SBI経済圏

三井住友銀行、Oliveカード、SBI証券を中心とした金融連携の仕組み。
クレカ決済・スマホ決済・投資をまとめることで、
キャッシュレス+資産形成を軸にポイントが貯まる経済圏です。

まるふぉい
まるふぉい

ポイント還元率が高いのは言わずもがな、サービスに縛られすぎない自由さから、
変化に対応しやすい経済圏ではないでしょうか。

そしてシンプルで使いやすい設計が特徴です。

10項目で徹底比較!楽天経済圏 vs 三井住友SBI経済圏

比較項目楽天経済圏三井住友SBI経済圏
① ポイント還元SPU最大+17倍(条件多め)最大20%(対象店舗+タッチ決済)
② ポイント利用先楽天市場中心、期間限定多め投資・支払いなど自由度高い
③ 通信サービス楽天モバイル・ひかりなし(自由選択)
④ 還元のしやすさサービスを多く使うほど上昇日常生活の決済だけで十分還元
⑤ 証券連携楽天証券とのSPU連動SBI証券とカード積立連携
⑥ ゴールドカード年会費2,200円5,500円
※100万利用を1度達成で永年無料+1万pt毎年還元
⑦ 利用通知スピード反映に数日即時反映(家計管理しやすい)
⑧ ショッピング楽天市場中心縛りを受けにくい
ポイントUP店舗なら尚良し
⑨ ふるさと納税通常のカード利用分ポイントのみ通常のカード利用分ポイントのみ
⑩ 総合お得度(筆者実感)年間還元 約6,000pt前後年間 約34,000pt+α(約3.4万円相当)

楽天を離れたきっかけ

ここは筆者の体験談になりますが、きっかけは楽天モバイルの通信品質でした。

今でこそ別のSIMに乗り換えていますが、
楽天モバイルは関西の主要駅近辺でまともに使えないのが当たり前の世界。

まるふぉい
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パケ詰まりが多く、動画もまともに見られず、
生活インフラとして致命的でした。

プラスでネット回線も楽天ひかりを利用していました。

まるふぉい
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通信速度・品質には文句が無かったのですが、
月額4,180円であれば最安値レベルではないのが現実。

おてがる光(3,608円)へ切り替えたことで年間約6,000円節約
品質も文句なしで、これを機に楽天から少しずつ離れていきました。

さらに私生活の買い物で楽天市場を使うのはふるさと納税の時くらいでした。

Amazonメインなので、楽天市場でのポイントアップも活かせず、
楽天の恩恵がほとんどなくなっていったのが現実です。

三井住友SBI経済圏(カード)に移って感じた4つのメリット

日常使いでポイントが貯まる

三井住友カード(NL/Olive)は、
ポイントUP対象のコンビニ・外食チェーンが多くタッチ決済で最大7%還元。

まるふぉい
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筆者は年間約20,000ポイントを獲得しています。

対象店舗や詳細は以下を確認してほしい。
Vポイントアッププログラム

ゴールドカードが“実質無料”で年1万ポイント

Screenshot

年間100万円の利用で年会費永年無料、かつ毎年1万ポイントが還元
キャッシュレス派なら大体の人は条件を達成できるはず…

まるふぉい
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飲み会の幹事でとりまとめたのをカード決済、
会社の出張費用立て替えなんてしているとすぐに超えます。

私はOliveとNLの2枚を交互に活用し、毎年2万ポイントを獲得する算段

利用通知が早く安心

楽天カードは利用反映に数日かかる一方、
三井住友カードは利用直後に通知が届くため、不正利用にも即対応可能。
家計簿アプリとの連携もスムーズで、管理のストレスが激減しました。

まるふぉい
まるふぉい

マネーフォワードMEとの連携も、
三井住友公式でやっているので結構オススメですよ。
有料プランに入る価値もあると思っています。

カードがカッコいい

カードデザインがピカイチでめちゃくちゃカッコいい。
自己顕示欲を満たすだけの非実用的メリットである。

・Oliveの両面

NLの両面

まるふぉい
まるふぉい

NLだけがナンバーレスでは無い所もポイントです。

三井住友SBI経済圏(カード)に移って感じた2つのデメリット

oliveではMastercard®非対応

三井住友カードではOliveカードとNLカードの2種類が存在。
違いは以下の通りで、Mastercard®に対応するのがNL、最大ポイント還元率が強いのがoliveである。

項目Oliveフレキシブルペイ(一般)三井住友カード(NL)
国際ブランドVisaVisa/Mastercard®
決済機能クレジットモード/デビットモード/ポイント払いモードクレジットカード
Vポイントアッププログラム
最大ポイント還元率
最大20%最大15.5%
お支払い口座三井住友銀行のみ自由に指定可能
付帯特典旅行傷害保険/基本特典/選べる特典旅行傷害保険

筆者のオススメは1枚ずつ持つことなんですが、
Mastercard®しか利用できない店舗(コストコなど)が生活に入り込んでいるならNL。
VISAで十分ならoliveなど選択を考えてみましょう。

初年度は5,500円の年会費発生

前述のように、100万円利用を達成できれば永年無料+1万ポイント付与なので、
初年度の年会費を持ってしてもオトク。

ただし、もし100万円利用を達成できなかった場合は2年目の年会費合わせて11,000円の年会費が発生するのです。
すると1,000円マイナスなわけです。

まるふぉい
まるふぉい

他の特典を考慮すれば1,000円の支払いもオトクに感じますが…
どれくらい使いそうか見込みを立てた上で検討しましょう!

投資・資産形成との親和性

SBI証券と三井住友カードを連携すれば、投資信託の保有残高に応じたポイント付与や、
カード積立によるポイント還元が可能です。

まるふぉい
まるふぉい

ここは楽天証券と楽天経済圏の組み合わせも同様ですね。

ちょっとした面倒を許容できるのであれば、つみたてNISAを楽天証券からSBI証券に移行すべきですが、
実行した身としては、めちゃくちゃ面倒です。

ポイントアップするのでぜひ我慢してほしいところですが、
無理にやる必要はなし。

つみたてNISAやその他投資類だけ楽天維持でも構わないと思います。

実際に得した金額

  • 通常還元+店舗UP:年間 約24,000ポイント
  • ゴールド特典:10,000ポイント
  • おてがる光への乗り換え節約分:年間 約6,000円
    → 合計:約40,000円相当の実質メリット

通信品質も改善され、ポイント還元も増え、
結果的に「お得」と「快適」の両立が実現しました。

どんな人にどちらがおすすめ?

タイプ向いている経済圏
ネット通販中心(楽天市場ヘビーユーザー)楽天経済圏
投資・資産形成重視三井住友SBI経済圏
キャッシュレス派・スマホ決済利用多め三井住友SBI経済圏
通信サービスもまとめたい楽天経済圏
Amazon利用が多い三井住友SBI経済圏
シンプルにお得を取りたい三井住友SBI経済圏

経済圏を選ぶ前に見直したい3ステップ

あまりにも三井住友推しのような記事になってしまいましたが、
結論は「生活によってオススメは変わる」ということです。

まるふぉい
まるふぉい

・利用するサービスは必要か?
・変更すべきではないか?
・不要なものは切り捨てたか?

資産形成する上でまずはここを考えておきましょう。

現在利用しているサービスを書き出す
 → サブスク・通信・銀行・クレカ・ネットショップなど。

「品質」と「必要性」で仕分けする
 → ポイント目当てで使っているものは見直す。

自分の生活スタイルに合う経済圏を選ぶ
 → 楽天型か、三井住友型か。

まとめ

楽天経済圏の強みは「サービスの広さ」だと思います。
そして三井住友SBI経済圏の強みは「日常の還元効率と使いやすさ」。

私の場合、Amazon中心・飲食店やコンビニ利用も多々ありな生活スタイルに合わせて、
三井住友に切り替えたことで年間3〜4万円お得になりました。

経済圏は「どこを使うか」よりも、「どう使うか」で結果が変わります。
一度、自分の支出やサービスを見直してみるのがオススメです!

まるふぉい
まるふぉい

「カードと免許証・スマホだけ持ち歩けばいいや」
という方はMOFT製のケースを使ってほしい。

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