筆者は普段、スマートリカバリーリングで日々の活動と回復を記録し、
ナイトリーを使ってみるなど、健康オタクみたいになってきている。
そんな私が、インスタ広告で話題の「老化速度を可視化する」アプリ、Peak Watch(ピークウォッチ)を7日間ガチで検証してみた。
結論から言うと、「AIの提案(見せ方)」は神レベルだが、「食事管理(中身)」がポンコツすぎて使い物にならなかった。
「自分の身体年齢を知りたい!」 そう思って課金する前に、この記事で現実を知ってほしい。
Peak Watchってどんなアプリ?
Peak Watchは、Apple WatchのヘルスケアデータをAIが分析し、
「身体年齢」や「老化速度」を算出してくれるアプリ。
主な機能は以下。
- 身体年齢・老化速度の可視化: 実年齢と比較して、身体がどれくらい若いかを表示。
- AIパーソナルトレーナー: 「今日は休むべき」「今こそ追い込むべき」を提案。
- Food Log(食事記録): 写真を撮るだけでカロリー計算(※ここが今回の問題児)。


基本的には有料サブスクリプション(月額・年額)前提のアプリであり、7日間の試用期間もある。
Instagramの広告は「未来」を見せすぎ
Instagramの広告でよく見る、魅力的なアプリ。
健康志向なら反応せざるを得ない。
AIパーソナルトレーナーと、「魔法のアプリ」に見えるが、現実はそこまで甘くなかった。
正直、広告のクリエイティブは最高だが、アプリの実用性がその期待値に追いついていないのが現状だ。
なんで使い始めたの?
冒頭にも書いた通り、普段はスマートリカバリーリングで正確なデータをとり、ナイトリーで睡眠導入をしているので、現状の管理体制に不満はなかった。
しかし、スマートリカバリーリングは「指輪をつけておくだけ」というシンプルさが売りなので、もっとマニアックに「今の自分のエネルギー残量」や「老化」という切り口でデータを見たくなったのだ。
「7日間の無料体験があるし、AIの実力を試してみるか」 そんな軽い気持ちでインストールした。
(以前、ナイトリーで年額9,000円の請求事故を起こした反省を活かし、今回は慎重に解約日をカレンダーに入れた上で……)


7日間使って分かったPeak Watchの“リアルな実力”
AIパーソナルトレーナーの提案力
ここは素直に評価できる。
心拍変動(HRV)などのデータを元に、「身体のエネルギーは十分です。このピーク状態を最大限に活用してください」といった、モチベーションが上がる言葉をくれる。
「ただの数字」を「行動指針」に変えてくれる点は、標準アプリにはない面白さがあった。
信頼をぶち壊した「AI食事記録」
AIパーソナルトレーナーを名乗るなら、「運動(消費)」と「食事(摂取)」のバランス把握は必須のはず。
しかし、話題の「写真でカロリー計算機能」スパイスカレーを撮った結果がこれだ。


「存在しないチキン」と「クリームソース」の捏造。
写真に写ってもいない具材をAIが勝手にカウントし、身に覚えのない「クリームソース100g(350kcal)」まで上乗せされている。
ここからAIパーソナルトレーナーの助言も狂ってくるだろう。
「食べたものを正確に記録できない」
この時点で、そこから導き出される「身体年齢」や「老化速度」といった数値の信憑性もゼロになった。
ウェリーの計測内容はこちら


【比較結果】
- リカバリーリングやスマートバスマットの管理アプリ:約850kcal。雑穀米やルーの種類も妥当な判定。
- Peak Watch:驚愕の1,376.4kcal!
Peak Watchが合わない人(筆者の場合)
- 正確なデータ管理をしたい人
食事管理が1食で500kcalもズレるようでは、健康管理どころかデブ活アプリになってしまう。 - すでにスマートリカバリーリングなどの専用デバイスを持っている人
スマートリカバリーリングやスマートバスマット管理のウェリーの画像認識の方が圧倒的に賢く、手間がかからない。 - 手入力が面倒な人
AIが間違えたデータを修正しようにも、データベースが貧弱で候補が出てこない。「手入力するくらいなら他のアプリを使うわ」となる。
Peak Watchが向いている人(楽しめる人)
- カロリー計算なんてどうでもいい人
「なんとなく身体年齢が若かったら嬉しい!」というエンタメ感覚で使うならアリ。 - Apple Watchの文字盤をカッコよくしたい人
コンプリケーションのデザイン目的で課金するなら満足できるかもしれない。 - AIに「休め」と言ってほしい人
自分では休む判断ができないストイックな人には、ブレーキ役として機能する。
結局、誰におすすめ?


結論、年間6000円払って使うには欠落が大きいと感じたのでおすすめしない。
とはいえ、私の環境での話なので、一度無料期間だけでも使ってみるといいかもしれない。
まとめ:コンセプトは最高だが、土台が未完成。
筆者は「正確な記録」と「効率的な睡眠」を求めている人間だ。
その視点で見ると、Peak Watchは「見せかけの数字遊び」の域を出ていなかった。
AIによる提案自体は素晴らしい。
しかし、その根拠となる食事データがここまでガバガバでは、課金する価値は見出せない。
結局、私の結論はこう。
スマートリカバリーリングとスマートバスマットで十分。
今のところ最強の布陣である。
Peak Watchはアンインストールしたが、アップデートで「本当のAI」に進化した頃に、また会おう。








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