筆者は「玄関の前で鍵を探す時間」が人生で一番無駄だと思っているタイプ。
一刻も早く帰ってトイレに行きたい日もある。
これまでは「キーパッドタッチ(指紋認証)」を使っていて、基本的には便利だと思っていた。
だが、「基本十分」ではあるものの、「完璧」ではなかった。
冬場の乾燥で反応しなかったり、雨の日に何度かタッチし直したり……。
そんなプチストレスを抱えていた私が、「SwitchBot 顔認証パッド」を導入してみた結果を踏まえてレビューしてみたい。
快適さや未来感は「確かに変化アリ」。
でも費用対効果はありかどうか。このあたりも見ていこう。
SwitchBotロックありきなので、まずはこちらから。


SwitchBot 顔認証パッドってどんなやつ?
SwitchBotロックと組み合わせて使う、外部操作デバイス。
これまでの「指紋認証」に「顔認証」が追加された上位モデル。


特徴は以下。
・3D構造化ライト搭載: 写真や動画では突破できない高セキュリティ。
・赤外線カメラ: 真っ暗な夜中でも顔を認識する。
・レーダーセンサー: 人が近づくと自動で起動して認証開始。
・手ぶら解錠: 荷物を持ったまま、顔を向けるだけでドアが開く。
どちらかというと、買い物帰りの主婦(主夫)だったり、冬場に手袋を外したくない人向けのデバイス
付属品もばっちりで、賃貸でもつけれるし持ち家なら穴あけ設置でも良い。


type-Cで充電して長期間運用できるし、防水もできてる。


顔認証機能に期待しすぎは禁物
セキュリティもばっちりだし、顔認証は非常に良い機能であるものの、正直ちょっとタイムラグがある。
というのも、「歩いて近づくだけで、立ち止まらずにスッと開く」
こんなイメージだと多分がっかりするかも。
ワンテンポ、認証の「間」はあるのでそこんとこよろしく。。
なんで使い始めたの?
理由は2つ。
1つ目は冒頭にも書いた通り、これまでの「指紋認証」で概ね満足はしていた。
でも、「概ね」。
感想具合やタッチ具合では反応しない。 3回くらいタッチしてようやく解錠みたいな日も割とある。
トイレ我慢している時に限ってこれやもん。
もはや最初から鍵使ったほうが早いって。みたいな日もあった。
そして2つ目、交通系IC(スマホアプリ版)での解錠ができなかったからである。
本来、利用していたキーパッドはSuicaやICOCAなどの交通系ICカードで解錠ができる。
ということは、スマホのエクスプレスカードを使ってiPhoneをロック画面のままでもかざせば開くわけ。
でもそれは現製造分のお話で、私が購入した際の出荷分は対応していないのである。
ファームウェアアップデートとかで対応してほしかったけどそうはいかないようだった。
使って分かった顔認証の“リアルな実力”
解錠スピード
こちらは先ほども書いた通り期待しすぎは禁物。
忖度無しに言ってしまえば普通。
とはいえ、指紋認証で「エラー→やり直し」をする時間を考えれば、一発で開く顔認証の方がトータルでは速いと感じることも多い。
暗闇耐性
飲み終わりで夜中に帰宅することもあるわけだけど、暗くてもここはばっちり反応してくれる。
赤外線カメラを使っているからといって、精度が落ちるわけではないらしい。
んなわけあるかい、見えるわけないやろ。
と思っていたが、ちゃんと見えていたという結果。
手ぶら解錠
そもそも“指紋認証”も良いけど、ここは明確な差が出た。
スーパーの袋とかバッグで手が塞がっている時、いちいち荷物を地面に置かなくていい。
各方面のレビューを見ているとここはかなり評判が良さそうだが、筆者も同意である。
まあ結局ドアノブ引くのが大変なんですけど。
「指紋認証」の精度上がってない?
顔認証メインで買ったわけだが、実はこれが一番の驚きだったかもしれない。
「指紋認証の精度、旧型より良くなってない?」
以前の指紋認証パッド(旧型)では、角度が悪かったり少し湿っていたりするとエラーで弾かれることがあった。
しかし、この顔認証パッドに変えてから、今のところ指紋認証での失敗がほぼゼロ。
基本「一発解錠」ができている。
- 顔認証: 荷物がある時や手袋をしている時の切り札
- 指紋認証: 普段使いの爆速方法
もちろん個体差や劣化、私の指のコンディションが変わった可能性もあるが、センサーの質が向上している感覚は確かにある。
費用対効果はどうなの?
冒頭で「費用対効果はありか?」と書いたが、結論を出そう。
通常の指紋認証パッドとの差額は、約1万円強。
正直に言うと、この差額に「うん、絶対に買い!」と即答できるかと聞かれれば微妙なライン。
もし「コスパ良く、快適に解錠したい」だけなら、以下の方法がおススメ。
「指紋認証パッド(通常版)」で、「スマホのエクスプレスカード(Suica等)」を使う運用。
iPhoneのエクスプレスカード設定をしておけば、画面オフのままスマホをかざすだけで「ピッ」と開く。
これ一つで家の鍵は開けれるし改札も通れる。
これなら実質手ぶらに近いし、顔認証のようなラグもない。コストも安く済む。
(※ただし、購入時期によるファームウェアの違いで対応・非対応があるのでそこだけは注意が必要)
顔認証が向いている人
・指紋認証に失敗しがちだった人
・買い物などで両手がふさがることが多い人
・冬場の手袋を外すのが玄関でさえ死ぬほど嫌な人
・旧型のキーパッドを使っていて「Suica解錠」ができなかった人
最後に関しては新しくキーパッドタッチを買いなおすのもあり。
顔認証が合わない人
・設置位置の調整が面倒な人(身長差がある家族がいる場合ちょっと大変)
・せっかちな人
まとめ:結局は「何で解錠したいか」次第。
じゃあ、この「顔認証パッド」は不要なのか? と言われるとそうではない。
- 「指紋認証の精度」は体感で確実に上がっているから、そこにお金を払う価値はある。
- 「顔認証」があるに越したことはない(両手が塞がっている時や、指が濡れている時の保険として最強)。
「コスパ重視でスマホをかざす」か「+1万円払ってでも、顔・指紋・カード全部入りの安心感を買う」か。
結局のところ何で解錠したいか次第なわけだけど、
私は「とんでもなく漏れそうな日に、指紋が一発で通る」というだけで、このパッドにして良かったと思っている。












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