筆者は睡眠に入る速さなら、3秒で眠りにつけるのび太くんにも負けないくらい。
目覚ましをかけないと10時間は余裕で寝続けるタイプ。
普段の平日は6時間睡眠で事足りている(本当は足りてないのかも)状態の睡眠に困っていない私が、
睡眠サポートアプリ「ナイトリー」を3ヵ月使ってみた結果を踏まえてレビューしてみたい。
睡眠の質や目覚めのスッキリ感は「やや変化アリ」。
正直にいうと、合わなかった側の人間だったのだと思う。
ただし、ナイトリーの本質は 「寝つけない人」「途中で目覚める人」のためのアプリ だと強く感じました。
ナイトリーってどんなアプリ?
ナイトリーは脳科学に基づいた音(サウンド)で、その日の状態に合わせて睡眠導入をカスタマイズするアプリ。
特徴は以下。
・起床時間(アラーム)を設定する
・睡眠前の気分、2時間以内の行動、体調を選択肢で入力
・その日の状態に合わせて「最適な入眠サウンド」を自動生成
・寝つきをサポートし、夜中に目覚めにくくするのが狙い
どちらかというと不眠だったり、途中で目覚めてしまう人向けのアプリである。


Instagramの広告は誇張しすぎ
Instagramの広告でも発信されているこのアプリ。
良いアプリであるものの広告は誇張しすぎにもほどがある。
というのも、「8時間も寝ないで、時間がもったいない」
「5時間しか寝る時間がない!→翌朝スッキリ!」
こんな広告を出しているのである。
さすがにそんな魔法のアプリやあれへんでと。
なんで使い始めたの?
冒頭にも書いた通り、6時間睡眠で十分だ!というのは思い込みなだけじゃないかと感じ始めたのである。
そもそも日本人の平均睡眠時間が短すぎることと、7時間~8時間は寝るのが一般的。
こんな情報をよく見るようになって、より感じるようになったのかもしれない。
そんなときに広告でナイトリーを見かけ、
「脳科学?睡眠カスタム?どうせなら試してみるか」
というノリでインストール。
ちょうど 7日間無料 だったので、
「合わなかったら解約すればOK」
と軽く考えていました。
しかし…
まるふぉい、2025年で最大のやらかしをする。
iPhoneアプリ内で7日無料を開始 → 忙しくて一度も使わない → 自動更新 →
年間利用料金9,000円を請求される。
これは予定外すぎるサブスク。
ここまで来たら逆に
「元を取るまで使ってやる!」
という気持ちが湧き、その結果3ヶ月しっかり使ったレビューとなった。
3ヶ月使って分かったナイトリーの“リアルな効果”
朝のスッキリ感
こちらはやや変化アリ。
言われてみればスッと目覚めれているし、言われてみれば気持ちいい朝を迎えている気がする。
とはいえ、特に劇的な変化は感じなかった。
日中の集中力
5時間睡眠となってしまった日もあるが、
睡眠時間が短い日は相変わらずぼんやりする。
ナイトリーを使ったからといっていつもより短い睡眠でOK!
んなわけあるかい。という結果である。
寝つき
そもそも“寝つき問題”がないので、ここは想定通り。
参考にならない結果で申し訳ないが、各方面のレビューを見ているとここはかなり評判が良さそうである。
スッと睡眠に入れるようになったという声も多数で、サクラらしい感じもない。
寝つきが悪い方や夜目が覚める人には効果がありそう。
ナイトリーが合わない人(筆者の場合)
- そもそも睡眠障害がない
- 寝つきや再入眠に困っていない
- 6〜10時間と幅広く睡眠できる体質
- サウンドにより睡眠が改善されるタイプではなかった
ナイトリーの強みである“寝つき改善”が、
筆者の生活にはそもそも必要なかった。
ナイトリーが向いている人(効果を感じやすい人)
実際の口コミを見ると、効果を感じた人の多くは:
- ベッドに入っても寝つけない
- 夜中に何度も目が覚める
- 朝起きても疲れが取れない
- 睡眠の質が低いと感じている
- 脳が興奮しがちで寝る前に考えごとしてしまう
つまり、ナイトリーの真価は睡眠トラブルを抱えている人向けだと実感した。
筆者のように“寝ることだけは得意”なタイプには効果が薄い。
ナイトリーは誰におすすめ?
◎ おすすめ
- 寝つくまで30分以上かかる
- 夜中に何度も起きてしまう
- 入眠儀式がないと寝られない
- 脳の興奮を鎮める習慣を作りたい
△ 普通
- 睡眠の質に満足していて、即寝タイプ
- 音に敏感で、寝る前に音を流す習慣がない人
✕ 期待しすぎは禁物
- 「5時間睡眠を8時間睡眠の質にする」と信じている人
- 魔法のアプリだと思っている人
まとめ:睡眠課題がある人のためのアプリ。即寝タイプには効果薄。
筆者は 睡眠トラブルがほぼ皆無の人間。
そのためナイトリーの効果は実感できなかった。
ただし、寝つきの悪さ・夜中に目覚めるなど、
“睡眠の入り口”で困っている人には試す価値はあるアプリ だと感じた。
無料期間で効果を感じたら継続。
合わなければ解約。
それくらいの距離感で使うのがちょうど良いと思う。






コメント