低予算でもOK!IPv6とWi-Fi6でネット快適に! TP-Link Archer AX23 レビュー

Wi-Fi・キャリア回線

TP-LinkさんからWi-Fi6対応+IPv6(IPoE)対応のルーター
Archer AX23 が2022年2月3日(木)に発売されます!

想定販売価格が税込みで8580円となっています。

まるふぉい
まるふぉい

執筆時点でAmazonでは7800円とまさかの8000円を切ってしまう…ビックリ
更には10%オフクーポンもあったのでほぼ7000円なんですよ
(執筆時点での情報です)

TP-LinkさんでIPoE(IPv6)とWi-Fi6が両方使えるルーターが出始めてた当初は14000円あたり。(Archer AX73のAmazon販売価格もそのくらいです)

それと比べるとめちゃくちゃ安いルーターが出てしまった今回のArcher AX23です。

まるふぉい
まるふぉい

IPoE(IPv6)とWi-Fi6ダブルで使ってみたいけど、そこまでルーターにお金かけるのはちょっとなぁ…
と思ってしまうそこのテレワーカーさんや学生さんにもピッタリなのではないでしょうか!


ってことで今回のArcher AX23を使用してみました。

開封!

付属物はこんな感じ

・Archer AX23本体
・ACアダプタ
・LANケーブル
・かんたん設定ガイド
・Wi-Fi情報カード
・修理に関する案内
・Wi-Fi6ルーターに接続できない場合の案内用紙

本体のデザインはArcher AX20とソックリです
製品名から見てもきっと後継機種なのでしょう。

重さについては、持った瞬間に軽っ!ってすぐ感じるくらいでした。
Archer AX73やArcher AX4800と比べると半分くらいの感覚でしたね

接続してみた

我が家は楽天ひかり回線です
IPv4のPPPoEとIPv6(IPoE)の楽天xpass両方が使用できます
ということで早速モデムと接続して電源オン!

前回のArcher AX4800のレビュー時と同様に、起動してから1分ほどでもうネットが繋がるようになりました。

念のためTP-LinkアプリTetherで設定を進めてみると、ds-lite(楽天のIPoE接続タイプ)が既に選択されていました。
自動判別すごい!!

まるふぉい
まるふぉい

PPPoEの場合はプロバイダーの接続IDとパスワードを入力しなければならないので自動で繋がりはしないと思います。
そこは仕方ないですね!

OneMeshに対応

Archer AX23はOneMeshに対応している為、この価格帯ながらメッシュWi-Fiが構築できてしまいます。
OneMeshとは?

OneMesh対応のルーターと中継器同士でないと構築できませんので注意!
TP-Link OneMesh対応機器

以前レビューしました下記のRE600XがWi-Fi6とOneMesh両方対応はもちろん、WPA3まで対応しており相性抜群と言えるでしょう。
セキュリティ最新Wi-Fi中継機 TP-Link RE600X

予算的に厳しいよ!という方は3000円未満でOneMesh対応の中継器も視野に入れていいかもしれませんね

速度を計ってみた

Wi-Fi6対応のPCを使用。
今まではインターネットスピードテストサイトやテストアプリを利用してレビューしていました。
しかしそれでは回線の状況に左右されてしまうので純粋にPCとルーター間の速度を見てみましょう!



ここでスペックと結果を比較してみましょう

Archer AX23Archer AX73Deco Voice X20
Wi-Fi速度5GHz:1201Mbps
2.4GHz:574Mbps
5GHz:4804Mbps
2.4GHz:574Mbps
5GHz:1201Mbps
2.4GHz:574Mbps
最大接続台数36台80台150台
リンク速度(送受信)
※近距離
1201/12011201/1201(Mbps)1201/1201(Mbps)
リンク速度(送受信)
※2部屋離れた場所
961/9611201/1201(Mbps)721/721(Mbps)

想像以上に出てくれました。
Wi-Fiなので各家庭によって変わってくると思いますが参考程度に…

Archer AX23はこんな人にオススメ

私が実際に使用してみて、感じたメリットデメリットを元に紹介していきます


Wi-Fi6とIPv6(IPoE)を使いたいけど予算を抑えたい人

Wi-Fi6とIPoEを両方利用可能のルーターは1年前だと倍近くしていました…

Amazon価格で見るとほぼ半額で購入できてしまう製品が出てきて手が届きやすいですね。

3LDK〜4LDKくらいの家もしくは一人暮らしの人

かなりの低価格帯なので、あまりWi-FIが届く範囲も狭いのかと思っていましたが3LDK程度の家では十分に利用できる範囲でした。

もし万が一届かなくてもOneMeshで拡張させるという選択肢もあるのです!

まるふぉい
まるふぉい

OneMeshを利用する際も特別な難しい設定は必要ないので初心者の方も安心です。

ルーターの設定はできるだけ簡単に済ませたい人

まるふぉい家ではモデムと接続をするだけで自動認識でDS-liteで設定されインターネットに接続可能になりました。

プロバイダーよっては設定が必要になることもありますが、TP-Link Tetherというスマホアプリを利用すれば難しい作業なしで設定ができてしまいます!



こんな人にはおススメできない

簡易NAS機能を使いたい人

Archer AX20にはUSBポートが搭載されていましたので、簡易NAS機能が利用できました

テレワーク推進の中で活用が広がる「簡易NAS」とは!?ネット接続だけじゃない!Wi-Fiルーターの知られざる機能! | TP-Link 日本


しかし今回発売されるArcher AX23にはUSBポートが搭載されていませんので、予算抑えたいけど簡易NASも欲しいなって方はArcher AX55を検討してみてもイイかもですね

こちらもWi-Fi6もIPv6(IPoE)も利用でき更にはUSBポートが付いているルーターとなっております

家が広すぎてOneMeshでカバーできるか不安な人

なかなかいないとは思いますが…
よほど家が広い、OneMesh対応の中継機ではカバーできるのか不安という方にはおススメできません

残念ながらIPv6(IPoE)に対応した製品はありませんが、以前下記でレビューしましたDecoのXシリーズであればWi-Fi6が利用可能
最大で10個のルーターを設置してメッシュWi-Fiを構築できるようです

[Alexa搭載 TP-Link Deco Voice X20 レビュー] Wi-FI届かない問題解決!

IPv6(IPoE)とVPNを両方利用したい人

Archer AX23にはVPNサーバーの機能も搭載されていますが、IPv6(IPoE)に設定した際は利用できないようになります

その他にもV6プラスやDS-liteなどの設定時には上記画像のように一部機能が利用不可となってしまうようです

まとめ

3LDKくらいのご自宅であれば問題なく快適に利用できるでしょう。

V6プラスやDS-liteなどの利用に比べてWi-Fi6を使ってみたい!
できるだけ低コストなルーターがいい!

という目的の方には抜群におすすめできる商品でした。

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