TP-Linkさんから発売されているWi-FiルーターDeco Voice X20をレビューしていきます!
今回レビューするDeco Voice X20はただのWi-Fiルーターではありません。
メッシュWi-Fi × Amazon Alexa のWi-Fiルーターなのです。
こんな人にオススメ
Deco Voice X20はこんな人にオススメしたい商品です
メッシュWi-Fiってなに?
簡単に解説すると、Wi-Fiの電波を拡張できる代物。
普通の中継器であればWi-Fiの接続先がルーターと中継器で分かれてしまいますがそれもクリアしてしまいます。
もっと詳しく知りたいよって方は下記をどうぞ
メッシュ(Mesh)Wi-Fiとは?
「既にTP-Link製のルーター持ってるんだよな…」
って方は対応ルーターか確認の上、OneMesh中継器を検討してみるのもいいかもしれません
[新機器レビュー] セキュリティ最新Wi-Fi中継機 TP-Link RE600X
Decoを利用してみてのメリットと気になる点
Decoをしばらく利用してみてのメリットや気になる点をOneMeshとの違いを交えながら出していきます!
メリット
割と正直に書いていきますが、メリットは盛りだくさんでした!
家中でWi-Fiが届かないところがなくなった
Decoを利用する一番のメリットがこのメッシュWi-Fi
Decoシリーズはどれをモデムと繋いでも、どれを子機にしてもOKなのです(Deco M3Wを除く)
OneMeshの場合は中継器は3台までで並列接続でないと安定しないなど一部制約があります
しかしDecoは親機含めて10台までの接続が可能とより制限が取っ払われたメッシュWi-Fiですね!
我が家はArcher AX73と中継器1台ずつで普通の生活は事足ります。
ただ玄関だけが電波が微妙な強度…
玄関でネットワークカメラを設置しようかとも考えてたので電波が届くと尚嬉しいなぁとは思っていました
AX73と中継器をDeco Voice X20に置き換えてみたところ電波が改善アリ!
玄関でiPhone上での電波表示でMAXとはいかないものの電波2本なので十分使える距離ではあります!
Deco2台では足りないって方も追加購入で更に電波拡張できますね
Decoシリーズであれば互換性があるので他の機種でもOK
設定が簡単なので初心者でも扱いやすい
Decoシリーズの設定やルーターの管理はスマホアプリ専用となっています。
設定についてはアプリが誘導してくれて説明書替わりみたいになってました!
私の場合初期設定には10分もかからなかったと思います
初心者がよく間違えがちなところでモデムからのLANケーブルをどこに挿せばいいのか分からない
など配線ミスが起きないのがDeco
Decoには各機器LANケーブルの差込口が2つしかないのですが、モデムと繋ぐ方とPCなど端末と繋ぐ方を自動判別してくれるのでどこに挿してもOK
配線ミスなどの心配が要らないのはちょっと嬉しいですね!
ランプが1つだけなのでシンプルで分かりやすい
Decoの場合何か問題があれば赤色になってくれるので、一目でわかり初心者も扱いやすいでしょう
Wi-Fi6(ax)に対応している
以前レビューしたArcher AX73やArcher AX4800のようにWi-Fi6が採用されています!
簡単に言うと
・最大速度が速い!
・スマホなどのバッテリー消費削減
・複数端末で通信しても速度が落ちにくい
などのメリットがあります
Wi-Fi6(802.11ax)についてもっと詳しく知りたいよって方はTP-Linkさんの下記HPをご覧ください
Wi-Fi 6 とは|第6世代のWi-Fiがやってきました
アレクサが使える
Tapoアプリで利用できるスマートランプTapo L530Eもアレクサと連携可能です!
「アレクサ、電気消して」
「アレクサ、電気の明るさ半分にして」
「アレクサ、電気暖色にして」
などアレクサから操作もできちゃいます。
スマートランプ気になる方はこちらの記事も見てみてくださいねー
[レビュー]ブリッジ機器不要 スマートLEDランプ Tapo L530E
気になる点
しばらく使用してみて発生した気になる点もご紹介していきます。
PCで設定や管理ができない
他のルーターと違いスマホアプリ「TP-Link Deco」専用となっております
このご時世スマホ持ってないって方もレアかとは思いますが、ガラケー派の方は注意です。
v6通信(IPv4 over IPv6/IPoE)には非対応 ※代替え策あり
各プロバイダで言われるv6プラスなどのIPv4 over IPv6には非対応となります。
接続タイプの選択箇所を見ると「DS-Lite」とありますが、楽天ひかりで接続不可でした。
公式ページにもDS-Lite(xpass)対応とは書いていないのでここは注意してください。
IPv4 over IPv6とメッシュWi-Fiどっちも使いたいよ!
って方はモデムと接続しているDecoの1つ手前に対応ルーターを置いてあげればOKです。
Decoをアクセスポイントモードにしてもメッシュ機能は利用できるんですね!
私はArcher AX73(IPoE対応ルーター)を挟んでこんな配線にしてみました。
アレクサでも一部機能が使用できない
Apple MusicはDeco Voice X20では利用できない様子。
設定の問題かと思い、アレクサアプリで既定のサービスを確認するもApple Musicになっています
アレクサにお願いするも、「Apple Musicはこの端末でサポートされていません」って言われちゃいました
Amazon Echo Dot(第3世代)と比較してみた
私が以前から利用していた Echo Dot(第3世代)と比較してみましょう
サイズ(幅)とボタン
幅はほぼ同じで数mm単位レベルで若干Decoが大きいくらいです。
Decoの上にEcho Dotを乗せると分かりやすいですね
置き場所を入れ替えてもスペース的には気にならないです!
ボタンのデザインが若干違いますがこちらもほぼ同じと言っていいでしょう
音質
正直Echo Dot(第3世代)は音楽聞いたりBluetoothスピーカーとして利用するにはちょっと苦しい音質でした。
Deco Voice X20は低音が弱い印象はありますが、その反面高音が綺麗で寝室でラジオ聞いたりとリラックスの音楽聞いてると最高です。
十分スピーカーとして利用できる音質!
これを機にデスクトップPCのスピーカーとして兼用させてみました
PCのスピーカー無線化バンザイ!
もう少しランクの高いEchoとも比較したかったですが…
そこはごめんなさい!
外部出力端子が無い
Echo Dotは外部出力端子(3.5mmステレオジャック)が搭載されています
これはDeco Voice X20には無いのでご注意ください
その他/最後に
radikoアプリが落ちてしまうといったケースがあるようですが、私が数日使用している限り落ちることはなかったです。
通常のAlexaと異なり一部利用ができない機能などもあるそうなので、自分が利用したい機能がDeco Voice X20で使えるかどうか調べてからの購入をオススメします!
Apple Musicが利用できない点はありましたが、iPhoneやその他端末でApple Musicを使用してDecoをBluetoothスピーカーにすれば解決だったので他に困る点はありませんでした!
メッシュ機能に加えアレクサを統一!
スッキリスマートライフ充実させてみませんか?
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