ついに手軽に導入できるようになってきたWi-Fi7
ガジェット好き、新しい物好きにとっては早く試したくてしょうがないもの。
とはいえ、Wi-Fiの最新規格が出るたびに悩む。
ルーターだけ新しくしても、PCやスマホが対応していないと意味が薄い。
PCの買い替え?
PCIeスロットのパーツ入れ替え?
いやいや、そんなことしなくていいんですって。
今回レビューするのは、TP-LinkのWi-Fi 7受信機「Archer TBE400UH」。
USBに挿すだけでPCをWi-Fi 7対応にできる、ちょうどいいやつです。


- 知識が無くても手軽にWi-Fi7が体験できる
- ドライバー導入がラク
- 置き場所が調整可能
- Macは非対応
本記事はTP-Linkより製品提供を受けて作成しています。
感想は筆者の実体験に基づき記載します。
困ってないのに、Wi-Fi 7受信機を試す理由
私の自宅ルーターは、Wi-Fi 7のメッシュ「Deco BE22」。


Wi-Fi7には非対応のPCでも、普段の生活で困りごとはないです。
それでも「受信側もWi-Fi 7で揃えたい」。
不要不急の強化。
自分でも分かっているが、ガジェット好きの厄介な習性です。
Archer TBE400UHの概要
一言でいうと「BE6500クラスのWi-Fi 7 USB子機(受信機)」です。
理論値は6GHz 2882Mbps / 5GHz 2882Mbps / 2.4GHz 688Mbps
開封レビュー
早速開封してみる。


梱包内容は以下の通り。
・Archer TBE400UH本体
・USB延長ケーブル+台座
・取扱説明書


本体は意外とコンパクト
アンテナ付きの本体写真を事前に見ているとかなり大きいイメージを持っていたけどそうでもない。
アンテナも収納可能だし、やや大きめのUSBメモリっていう印象。


机の上に台座付きで設置しても邪魔になりにくいサイズ感です。
“台座あり”が良い
USBのWi-Fi子機はPCに直挿しのイメージ。
とはいえ、挿している子機が何かとぶつかるのも怖い。
ただ、この製品は取り回しにも配慮してくれていた。
延長ケーブルを兼ねた台座付き。


台座側もUSB3.0に対応してくれているので何の不満もない。
アンテナ展開|“効きそう感”が見た目にも出る
アンテナは開閉式。
銀色箇所を開くと受信強度に影響を与えてくれる。




正直、アンテナを開くと存在感は強まるので、
好みは分かれそうである。
セットアップ
ドライバー導入|ダウンロード不要なのがうれしい
私の環境では、最初に挿したときUSBメモリのように認識されました。
中にドライバーが入っていました。
オフラインでも始められます。
インストール完了すると、USBメモリとしての認識がされなくなり、通常のWi-Fi7受信機に変わります。
昔はドライバーが入ったCD-ROMが入っていたり、公式サイトからダウンロードしてくる必要があったりしました。
学生時代だったか、無線機能が無いPCの為に子機を買ったけど、
ドライバーDL必須!
他にネット繋がるPC無い!
でネットカフェに走ってUSBメモリに落としてきた記憶がよみがえる…
結構直近までドライバーはダウンロード式が多かったイメージなのでこれは嬉しい。
まあ今はテザリングで落としてくるとかいろんな手段ありますけどね。
MLO狙いなら注意|Windows 11 24H2が前提
MLOはWi-Fi 7の目玉です。
ただし、TP-Linkのドライバー案内ではMLOはWindows 11 24H2(build 26100)以降が条件なので注意!
・2.4GHz / 5GHz など複数バンドを“同時に利用”
・1本の高速で安定した通信路として利用できる技術
メリット:
・混雑時の速度低下に強い
・遅延が減りやすい
・動画視聴・オンラインゲームが安定
設置
直挿し vs 台座運用
直挿しはラク。
台座運用は安定しやすい。
私はデスクトップPCでの運用で取り外すこともそんなに無いので、基本は台座にしました。
ここは用途に合わせて使い分けができそう。
スピード計測してみた
使用環境は以下の通り。
・ルーター:Deco BE22(2-pack)
・PC:デスクトップ
・OS:Windows11
・ルーターとの間の障害物:壁1枚
・距離:約15m


WEBサイト閲覧
ゲーム
動画
WEB会議
全部問題なく快適に使える環境である。
製品をオススメできる人
この製品は以下のような人におすすめできる。
・いち早く、簡単にPCをWi-Fi7で使いたい
・台座で受信位置を調整したい
・ドライバー導入で詰まりたくない
残念ながらMacは非対応なので注意。
まとめ
Archer TBE400UHは「困ってない人」をさらに欲張らせる子機です。
導入体験が気持ちいいです。
Wi-Fi7ルーターを導入した人は必須として、
もちろん下位互換性もあるので、後々新しいルーターの導入を見据えているけどまだかな..
という人も先に用意しておくのはアリです。








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